【他人に対して迷惑をかけない!】愛犬との旅行のための基本5ヵ条

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2015年11月号掲載「初心者のための犬の講座 ハジメの一歩 第9回」

 

 

「これから犬を飼いたいけど、犬の飼い方がわからない」「犬を迎えたばかりで、犬のことがよくわからない」。そんな犬の初心者に向けて、車いすの犬訓練士として活躍中の中村幹先生がアドバイス! 犬の飼い方、犬の種類、犬しつけ方法、犬との散歩の仕方などなど、犬の初心者の方が知りたいこと、悩んでいることをズバリ解説。ココを読めば、犬のことを理解でき、犬との生活がもっと楽しくなること間違いなしです♪

 

 

初心者のための犬講座「ハジメの一歩」、今回は愛犬との旅行のための基本5ヵ条をお送りします。一番大切なのは、他人に絶対に迷惑をかけないこと! 項目をチェックして愛犬との旅行を満喫しましょう。

 


連載執筆は、山梨県甲斐市の「山梨セラピードッグクラブ」代表の中村幹さんが担当しています。◆中村幹(なかむらかん)/警察犬訓練所の次男として生まれ、公認訓練士として家業の仕事に従事。ジャパン・ケンネル・クラブ、日本シェパード犬登録協会、日本警察犬協会の3団体の公認訓練士資格を取り1982年に日本警察犬協会の1等訓練士に。展覧会では日本チャンピオン審査会において、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー種において25頭、日本チャンピオンを獲得。車いすの生活になってからも精力的に犬の訓練を継続。2004年山梨セラピードッグクラブを発足。優秀なセラピードッグを育成し、愛犬家と共に活動しながら、社会貢献を行っている。1951年生まれ。

 

 

【他人に対して迷惑をかけない!】愛犬との旅行のための基本5ヵ条

 

犬との旅行や外出が自由にできる中で、愛犬家の皆様方にぜひとも守って頂きたい5ヵ条を書いてみます。

 

 

①トイレはシーツの上、外で用を済ませる場所で出来ますか。

 

②他人に対し敵意むき出しに吠えたりしませんか。

 

③他人に対し、威圧感を与えたり咬む行為は厳禁です。

 

④人通りの中で飼い主の左横について、正しく歩けますか。

 

⑤『待て』の指示が出たら座って1分は待つことができますか。

 

 

以上の5ヵ条が守れるようになれば、犬との旅行も良いと思います。

 

愛犬家の皆様方は、人の身になって考えて頂ければと思います。

 

愛犬との旅行で大切なことは、他人に対して絶対に迷惑をかけないことだと思います。

 

車中で、犬にとって最も大事なことはゲージに入れて休ませておくことです。

 

窓から犬が外をのぞく姿は決して褒められたことではありませんので、気を付けてください。 

 

 

 

「待て」の指示の出し方
「待て」と声に出して言うのと同時に、右手の平を広げ愛犬の顔を圧するように顔の前にもっていきます。犬が瞬きするのが目安です。

 

 

 

バディ編集部コメント

 

愛犬との旅行で一番大切なのは、他人に迷惑をかけないこと。うーん、確かにその通りですね。今回、先生から教えてもらった5項目をチェックして、愛犬との旅行をおもいっきり楽しんでください!

 

セラピー活動・犬のしつけ・訓練について詳細を知りたい方は、下記の「山梨セラピードッグクラブ」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は「犬のほめ方、しかり方」をお送りします。前回の「愛犬を守るための夏場の注意事項」と合わせてぜひご覧ください!

 

←第8回「愛犬を守るための夏場の注意事項」

→第10回 「犬のほめ方、しかり方」

 

 

山梨セラピードッグクラブ

山梨県甲斐市岩森1159-9
TEL:0551-28-7871
https://yamanashitdc.info
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保育園や老人介護施設などを訪問するセラピー犬によるセラピー活動を精力的に行っている。セラピー活動以外にもしつけ教室、しつけの個人レッスンなども受付中。詳細はクラブまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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