山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2015年4月号掲載「うれしい!たのしい!!しつけ教室 第7回」
「犬が全く言うことを聞いてくれない」「犬の問題行動で悩んでいる」「犬のしつけのやり方がわからない」。犬のしつけや問題行動で、悩んでいる飼い主さん、いらっしゃいますよね。そんな飼い主さんにぜひ読んでもらいたいのが、「うれしい!たのしい!!しつけ教室」です。長年優秀な警察犬や家庭犬を育て、何千頭もの犬と接してきた名トレーナーがあなたが困っている犬に関する悩みを解決。愛犬の「やりたい」「嬉しい」「楽しい」を引き出すしつけ方をわかりやすく伝授します! |
【飼い主さんと犬が足並みを揃えて歩くしつけ】ツケのトレーニング(犬のしつけ教室編PART2)
ほめるしつけで愛犬を良きパートナーに! 犬のしつけや問題行動で悩んでいる飼い主さんに向けてお送りする「うれしい!たのしい!!しつけ教室」。前回に引き続きまして、今回も犬のしつけ教室編。飼い主さんと犬が足並みを揃えて歩くしつけ、ツケのトレーニングを勉強していきましょう。
連載執筆は、山梨県甲州市「望月ドッグスクール警察犬訓練所」所長の望月利彦さんが担当しています。◆望月利彦(もちづきとしひこ)/1960年山梨県生まれ。(社)ジャパンケネルクラブ範士、(社)警察犬協会1等訓練士、(社)シェパード犬登録協会師範。テレビドラマ「警視庁鑑識班」(日本テレビ系)にて警察犬のトレーニングを担当。警察犬協会主催の全国大会で2018年・2019年の2年連続で日本一を達成! 日本代表として世界大会でも活躍する実力派ドッグトレーナー。
歩きながらアイコンタクトができればツケは簡単です!
ツケは、単にあなたのそばを歩くのではなく、ぴったり横につき、足並みをそろえて歩くしつけ。息をあわせて歩けるようになると、犬との間に一体感が生まれます。
あなたの動きに注意を払うようになるため、犬の辛抱強さや従順さも引き出されます。練習時、引っ張ったり、おくれたりしたらリードで制御しましょう。
①ツイテで歩きはじめ、最初は5~10歩程度歩いてスワレ。 |
②犬が指示に従って、座ったら軽くなでてほめ、再びツイテの指示をだす。 |
③数メートル歩いたらスワレの指示。座る、歩くを何度も繰り返す。 |
④ツイテの指示で、あなたの左横にぴったりつき、あなたのひざより前に出たり、後ろに下がりすぎたりしません。ツケでもツイテでも言い方を統一すればOK。他にアトヘという言い方も。 |
ワンポイントアドバイス
ちょっと歩いてスワレを繰り返すと、「次はいつ止まるの?」と、あなたの指示や動きに注目するようになります。 |
しつけチェックポイント!
犬にごほうびを見せてアイコンタクト |
あなたに意識を向けさせるために、最初はボールやおやつのごほうびを使ってみましょう。ごほうびを持ち、あなたと犬との視線上に見せ、アイコンタクトをとります。 |
バディ編集部コメント
今回も、前回に引き続きましてしつけ教室編。ツケについて勉強しました。アイコンタクトをしっかりとって、ツケをマスター! ぜひチャレンジしてみてください。
犬のしつけ・問題行動でお悩みの方、犬の訓練についての詳細を知りたい方は、下記の「望月ドッグスクール警察犬訓練所」までお気軽にお問い合わせください。
次回は、「犬と車でのお出かけ編 PART1」をお送りします。前回の「犬のしつけ教室編 PART1」と合わせて、ぜひご覧ください!
望月ドッグスクール警察犬訓練所 世界と日本の競技会で活躍しているドッグトレーナーが、ほめるしつけであなたの愛犬を良きパートナーにします! 犬のしつけが上手くできない、犬の散歩がとても大変だ、吠えグセ・咬みグセ・飛び付きグセを直したい…愛犬のことでお困りの飼い主さんは、ぜひお気軽にご相談ください。 |