山梨県発フリーペーパー「ペット雑誌BUDDY」　2018年4月号連載コラム「超大型犬マスターに聞く!!　第3回」

超大型犬に関する悩みは、超大型犬マスターに聞け!!　ペット雑誌バディの記者が超大型犬の達人に突撃取材を敢行。今回は、自分の意思で動く犬と人間の指示で動く犬の違いについてです。自分の飼っている犬がどっちのタイプなのかを知ることが躾をする上で大切です！　

コラム執筆は、グレートデンが看板犬の山中湖にあるドッグカフェ「Dogs Garden WILDPARK」のマスターが担当しています。◆マスター／東京から山中湖に移住。現在は多くの犬達との田舎暮らしを満喫している。年1回のペースでグレートデンオフ会を主催、超大型犬の講習も随時開催中です。

【あなたの愛犬はどっち？】自分の意思で動く犬か人間の指示で動く犬かを知ることが躾では大切

グレートデンオフ会で講習を行うマスター

記者

前回、躾に関して、自分の犬の目指すべき合格点を決めましょうという、お話がありましたが、どういうことでしょうか？

マスター

合格点を決めるうえで、まずは自分の飼っている犬種が、どんな仕事をしてきた犬なのか調べてみて下さい。ＪＫＣ（ジャパンケネルクラブ）のホームページの中の、『世界の犬』を見て頂くとわかりやすいと思います。10グループに分類されていますので、自分の子がどのグループに入っているのか確認してみて下さい。そして、その犬種が与えられてきた仕事を思い浮かべた時に、『人間の指示で動いていた犬』なのか、『自分で考えて動いていた犬』なのかを知る事が大事です。

記者

なるほど。それを知る事で、躾にどの様に影響するのですか？

マスター

躾をしていく上で、『飼主に集中』できるかで成果に大きな差が出てきます。ですから、人間の指示で動く仕事をしていた犬種ほど、躾が入りやすい傾向にあります。逆に、自分の意思で行動していた犬種は、周囲や外の異変に気を取られがちなので、躾をしていく上で、難しい部分が多々あります。そもそも出来ない事もありますので、目指すべき成果の基準を下げないと、飼主と犬の溝が深まるばかりです。

記者

基準を下げるとは、具体的にはどのぐらい出来れば良いのですか？

マスター

次回からは具体的にお話しますね！

click→JKCホームページ

バディ編集部コメント

自分の飼っている犬が、自分の意思で動く犬なのか、人間の指示で動く犬かのか？　まずはそれを知ること。それを知った上で、しつけで目指すべき基準を考えることが大切なんですね。

さて次回は、牧羊犬、レトリバー種はしつけで高得点を目指せる犬種であることを超大型犬マスターに教えてもらいます。前回の「犬のしつけの前に犬のルーツを知ることが大切です」と合わせて、ぜひご覧ください！

←第2回「犬のしつけの前に犬のルーツ知ることが大切です」

→第4回「牧羊犬、レトリバー種はしつけで高得点を目指せる犬種」

Dogs Garden WILDPARK 山梨県南都留郡山中湖村山中1359　※花の都公園裏通り沿い 営業：11時～17時 定休日：火・水曜日 TEL：080-5895-0089 https://dogs-wildpark.com/ click→Dogs Garden WILDPARKマップ 秘密基地的ドッグカフェが2019年8月に誕生！　山中湖畔にあったドッグカフェ「WILD WAN」が店名を「Dogs Garden  WILDPARK」変えて移転オープン。マスターがDIYで完成させたトレーラーハウスのドッグカフェである同店は、ハウス内＆テラス席で、おいしい料理とドリンク、アルコールなどが楽しめます。さらに、バーベキューを楽しめる貸切ドッグランも併設。ワンちゃん連れはもちろん、DIY好きの方、田舎暮らしに興味のある方、大歓迎のドッグカフェです！