【犬を物扱いしない!】犬にとって良い飼い主へのファーストステップ

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2013年10月号掲載「初心者のための犬の講座 ハジメの一歩 第3回」

 

 

「これから犬を飼いたいけど、犬の飼い方がわからない」「犬を迎えたばかりで、犬のことがよくわからない」。そんな犬の初心者に向けて、車いすの犬訓練士として活躍中の中村幹先生がアドバイス! 犬の飼い方、犬の種類、犬しつけ方法、犬との散歩の仕方などなど、犬の初心者の方が知りたいこと、悩んでいることをズバリ解説。ココを読めば、犬のことを理解でき、犬との生活がもっと楽しくなること間違いなしです♪

 

 

リードは心の伝達線。車いすの犬訓練士中村先生の連載コラム「初心者のための犬の講座」。第3回目は、犬にとって良い飼い主とは? いったいどんな飼い主なのか? 中村先生が解説します!

 

 


連載執筆は、山梨県甲斐市の「山梨セラピードッグクラブ」代表の中村幹さんが担当しています。◆中村幹(なかむらかん)/警察犬訓練所の次男として生まれ、公認訓練士として家業の仕事に従事。ジャパン・ケンネル・クラブ、日本シェパード犬登録協会、日本警察犬協会の3団体の公認訓練士資格を取り1982年に日本警察犬協会の1等訓練士に。展覧会では日本チャンピオン審査会において、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー種において25頭、日本チャンピオンを獲得。車いすの生活になってからも精力的に犬の訓練を継続。2004年山梨セラピードッグクラブを発足。優秀なセラピードッグを育成し、愛犬家と共に活動しながら、社会貢献を行っている。1951年生まれ。

 

 

【犬を物扱いしない!】犬にとって良い飼い主へのファーストステップ

 

 


犬は人間同様に命を持った動物です。生き物として尊厳を認め、愛情を持って接しましょう

 

 

 

犬はぬいぐるみ等の物ではなく、人間同様、命を持った動物ですから、犬を物扱いしないことが、飼い主に求められる第一の条件といえるでしょう。

 

生き物としての尊厳を認め、愛情を持っていれば、捨てたり虐待することは、ないはずです。

 

とはいえ、犬を甘やかしてすべての我がままを認めたり、すべてを人間と同じように扱ったりするのも問題です。

 

また、短気で気分屋の人、犬に無関心で言葉をかけないような人も飼い主としては失格です。

 

現在は、飼い主のマナーがまだ十分に徹底しているとは言えないようです。

 

他人や他の犬にケガをさせないこと。

 

糞をしっかり処理すること。

 

犬を連れている場合は、他人に対して絶対に迷惑をかけないこと。

 

また、飼い主に対しての配慮として、鳴き声によるトラブルは深刻な問題です。

 

犬のしつけや管理に十分注意を払い、迷惑をかけないようにしなければなりません。

 

これが良い飼い主になるための心得です。

 

 

 


飼い主は犬のしつけや管理をしっかりと行い、他人に迷惑をかけないようにしなければなりません

 

 

 

バディ編集部コメント

 

犬は物ではなく、命を持った大切な家族の一員です。他人に迷惑をかけず、マナーをしっかりと守り、犬に対して愛情を持って接することを忘れなければ、あなたも犬にとって良い飼い主になれるはずです! 

 

セラピードッグ活動・犬のしつけ・訓練について詳細を知りたい方は、下記の「山梨セラピードッグクラブ」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は、「犬との散歩の仕方」をお送りします。前回の「犬の飼い方を考える! 室内飼いか? 外飼いか?」と合わせて、ぜひご覧ください!

 

←第2回「犬の飼い方を考える! 室内飼いか? 外飼いか?」

→第4回「犬との散歩の仕方」

 

 

山梨セラピードッグクラブ

山梨県甲斐市岩森1159-9
TEL:0551-28-7871
http://chamanosukepd.main.jp/
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保育園や老人介護施設などを訪問するセラピー犬によるセラピー活動を精力的に行っている。セラピー活動以外にもしつけ教室、しつけの個人レッスンなども受付中。詳細はクラブまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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