【犬のしつけ・おすわり編】リードを持つ手を上に8、お尻に添える手を下に2!

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2020年8月号掲載「初心者のための犬の講座 ハジメの一歩 第20回」

 

 

「これから犬を飼いたいけど、犬の飼い方がわからない」「犬を迎えたばかりで、犬のことがよくわからない」。そんな犬の初心者に向けて、車いすの犬訓練士として活躍中の中村幹先生がアドバイス! 犬の飼い方、犬の種類、犬しつけ方法、犬との散歩の仕方などなど、犬の初心者の方が知りたいこと、悩んでいることをズバリ解説。ココを読めば、犬のことを理解でき、犬との生活がもっと楽しくなること間違いなしです♪

 

 

犬のことを知れば犬との生活はもっと楽しくなる! 初心者のための犬の講座。今回は、犬のしつけの基本である「おすわり」について学びましょう! ポイントはおすわりの指示を出したときのリードを持つ手の力加減です。犬を褒めながら、しっかり覚えましょう!

 


連載執筆は、山梨県甲斐市の「山梨セラピードッグクラブ」代表の中村幹さんが担当しています。◆中村幹(なかむらかん)/警察犬訓練所の次男として生まれ、公認訓練士として家業の仕事に従事。ジャパン・ケンネル・クラブ、日本シェパード犬登録協会、日本警察犬協会の3団体の公認訓練士資格を取り1982年に日本警察犬協会の1等訓練士に。展覧会では日本チャンピオン審査会において、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー種において25頭、日本チャンピオンを獲得。車いすの生活になってからも精力的に犬の訓練を継続。2004年山梨セラピードッグクラブを発足。優秀なセラピードッグを育成し、愛犬家と共に活動しながら、社会貢献を行っている。1951年生まれ。

 

 

【犬のしつけ・おすわり編】リードを持つ手を上に8、お尻に添える手を下に2(犬のおすわり編)

 

 

 

右手にリードを持ち「スワレ」の声と同時に右手を上げ、左手で軽くお尻を押さえる。力加減は上に8、下に2

 

 

 

上がった右手に犬が注目した時、自然に顔が上向きになりお尻が下がり、スワレの状態に。左手で強く押さえ過ぎないように注意

 

 

今回は犬のしつけの基本中の基本、停座(スワレ)についてです。

 

「スワレ」の訓練は犬と対面する形で行われるのが一般的ですが、飼い主さんの左側に犬がいるという、訓練の基本位置で行うようにしましょう。

 

訓練のやり方は上記写真を参照。

 

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ポイントは「スワレ」の指示の際、両手の力加減は8対2で。リードを持った手を上にして8、反対側の手で、お尻に手を添える程度で2です。

 

飼い主さんの指示に犬が応じたときは、手や言葉で褒めてあげてください。犬を褒めるときは前胸部をよしよしと心を込めて大袈裟すぎるほど愛撫してあげましょう。

 

多くの飼い主さんは、褒め方が足りません。犬の褒め方をきちんと覚えることが大切です。

 

 

バディ編集部コメント

 

愛犬がちゃんとできたら、おもいっきり褒めてあげる! やっぱりコレが大切なんですね。みなさんも、もっともっと愛犬を褒めてあげましょう♪

 

セラピー活動・犬のしつけ・訓練について詳細を知りたい方は、下記の「山梨セラピードッグクラブ」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は「犬の褒め方・犬の叱り方」をお送りします。前回の「災害時の犬との避難」と合わせてぜひご覧ください!

 

 

←第19回「災害時の犬との避難」

→第21回 「犬の褒め方・犬の𠮟り方」

 

 

山梨セラピードッグクラブ

山梨県甲斐市岩森1159-9
TEL:0551-28-7871
https://www.yamanashitdc.info/
click→山梨セラピードッグクラブマップ

保育園や老人介護施設などを訪問するセラピー犬によるセラピー活動を精力的に行っている。セラピー活動以外にもしつけ教室、しつけの個人レッスンなども受付中。詳細はクラブまでお気軽にお問い合わせください。

 

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