【犬との初めての挨拶編】犬とのスキンシップ方法

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2013年3月号掲載「うれしい!たのしい!!しつけ教室 第1回」

 

 

「犬が全く言うことを聞いてくれない」「犬の問題行動で悩んでいる」「犬のしつけのやり方がわからない」。犬のしつけや問題行動で、悩んでいる飼い主さん、いらっしゃいますよね。そんな飼い主さんにぜひ読んでもらいたいのが、「うれしい!たのしい!!しつけ教室」です。長年優秀な警察犬や家庭犬を育て、何千頭もの犬と接してきた名トレーナーがあなたが困っている犬に関する悩みを解決。愛犬の「やりたい」「嬉しい」「楽しい」を引き出すしつけ方をわかりやすく伝授します!

 

 

【犬との初めての挨拶編】犬とのスキンシップ方法

 

 

ほめるしつけで愛犬を良きパートナーに! 今回から始まりました「うれしい!たのしい!!しつけ教室」。第1回目は、犬とのスキンシップ、初めての挨拶編です。犬のしつけの前に、基本の基本である犬との触れ合い方を教えてもらいます。

 

 

 


連載執筆は、山梨県甲州市「望月ドッグスクール警察犬訓練所」所長の望月利彦さんが担当しています。◆望月利彦(もちづきとしひこ)/1960年山梨県生まれ。(社)ジャパンケネルクラブ範士、(社)警察犬協会1等訓練士、(社)シェパード犬登録協会師範。テレビドラマ「警視庁鑑識班」(日本テレビ系)にて警察犬のトレーニングを担当。警察犬協会主催の全国大会で2018年・2019年の2年連続で日本一を達成! 日本代表として世界大会でも活躍する実力派ドッグトレーナー。

 

 

最初は匂いを嗅がせて慣れたら撫でます

 

 

犬がからだをさわらせるというのは信頼のあらわれ! 「うれしい!たのしい!!しつけ教室!」の記念すべき第1回目は、犬とのスキンシップです。段階を踏んで、犬がストレスを感じない、安心できる方法でさわっていきましょう。

 

 

 

上からじっと見下ろすと犬が威圧感を感じてしまいます。犬の高さにしゃがんで、目線をはずしてにおいをかがせると、安心します。

 

 

 

初対面の犬には、さわるより前に、握った手の甲を差し出します。自己紹介がわりに、あなたのにおいをかがせてあげましょう。

 

 

 

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においをかがせ、犬が慣れてきたら、声をかけ安心させながら、さわられると気持ちいいゾーン(頭から首にかけて/写真左・首の下から胸にかけて/写真右・背中からしっぽの付け根にかけて)を中心に、ゆっくりさわっていきましょう。

 

 

 

からだをまんべんなくさわったら、お腹とお尻を腕全体でささえ、あなたのからだに密着させます。犬の関節に負担を与えず、犬の大勢が安定する抱き方です。

 

 

 

CHECK POINT!

からだの一部を引っぱり上げるのはNG
写真のように前脚をつかみ引っぱり上げる抱き方は、犬の関節に負担をかけます。とにく骨がしっかりしていない子犬や、体重の重い中・大型犬にはNG行為です。抱き上げるときは、下半身をしっかりささえてください。

 

 

 

バディ編集部コメント

 

初対面の犬をさわるときは、まずはにおいをかがせることが大切なんですね。あと、からだの一部を引っぱり上げる抱き方はNG、覚えておきましょう! 

 

犬のしつけ・問題行動でお悩みの方、犬の訓練についての詳細を知りたい方は、下記の「望月ドッグスクール警察犬訓練所」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は「犬とのスキンシップ方法(からだ編PART1)」をお送りします。ぜひご覧ください!

 

→第2回 スキンシップ(からだ編 PART1

 

 

 

望月ドッグスクール警察犬訓練所
山梨県甲州市大和町日影1539
TEL:0553-48-2823
E-Mail:info@mochi-dog.com
https://mochi-dog.com/
販売:3071040号 訓練:3071041 管理:3131079号

世界と日本の競技会で活躍しているドッグトレーナーが、ほめるしつけであなたの愛犬を良きパートナーにします! 犬のしつけが上手くできない、犬の散歩がとても大変だ、吠えグセ・咬みグセ・飛び付きグセを直したい…愛犬のことでお困りの飼い主さんは、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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