【高齢犬になる前から肥満には十分注意】高齢犬との暮らし方②

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2015年4月号掲載「初心者のための犬の講座 ハジメの一歩 第7回」

 

 

「これから犬を飼いたいけど、犬の飼い方がわからない」「犬を迎えたばかりで、犬のことがよくわからない」。そんな犬の初心者に向けて、車いすの犬訓練士として活躍中の中村幹先生がアドバイス! 犬の飼い方、犬の種類、犬しつけ方法、犬との散歩の仕方などなど、犬の初心者の方が知りたいこと、悩んでいることをズバリ解説。ココを読めば、犬のことを理解でき、犬との生活がもっと楽しくなること間違いなしです♪

 

 

今回の初心者のための犬講座「ハジメの一歩」は、前回に引き続きまして、高齢犬との暮らし方をお送りします。高齢犬のごはんやおやつ、みなさんどうされていますか? 高齢犬の食について、先生に教えてもらいます。

 


連載執筆は、山梨県甲斐市の「山梨セラピードッグクラブ」代表の中村幹さんが担当しています。◆中村幹(なかむらかん)/警察犬訓練所の次男として生まれ、公認訓練士として家業の仕事に従事。ジャパン・ケンネル・クラブ、日本シェパード犬登録協会、日本警察犬協会の3団体の公認訓練士資格を取り1982年に日本警察犬協会の1等訓練士に。展覧会では日本チャンピオン審査会において、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー種において25頭、日本チャンピオンを獲得。車いすの生活になってからも精力的に犬の訓練を継続。2004年山梨セラピードッグクラブを発足。優秀なセラピードッグを育成し、愛犬家と共に活動しながら、社会貢献を行っている。1951年生まれ。

 

 

【高齢犬になる前から肥満には十分注意】高齢犬との暮らし方②

 

 

 

 

 

飼われている犬がなぜ肥満になるのか? 

 

犬は、飼い主がいないときに冷蔵庫を開けたり、棚の上をチェックすることはありません。

 

飼い主が食事の量を加減せずに目いっぱい食事を与えてしまう。

 

または、おやつをご褒美と称して、やり過ぎていることが肥満の最大の原因です。

 

若犬ならまだ消費することも期待できるのですが、老犬になるとそれもままならず、肥満になっていくわけです。

 

犬種によっては膝関節、股関節に異常がでたり、背骨に異常がでる場合もあります。

 

他にも高齢犬になると目の病気も徐々にでやすくなりますが、肥満ですとさらに悪くなりますので要注意です。

 

犬種ごとに理想体重がわかると思いますので、7才までには理想体重になるように心がけることが大切です。

 

今ではドッグフードが随分良くなり、わかりやすく表記されているので、年齢や体調に合わせて選んでみてはいかがでしょう。

 

獣医さんに相談して、アドバイスしてもらうのも良いかと思います。

 

 

バディ編集部コメント

 

愛犬の健康のためには、高齢になる前にゴハンやおやつの与え方に気を配り、理想体重を目指すのが大切ということですね。ぜひ参考にしてみてください!

 

セラピー活動・犬のしつけ・訓練について詳細を知りたい方は、下記の「山梨セラピードッグクラブ」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は「愛犬を守るための夏場の注意事項」をお送りします。前回の「高齢犬との暮らし方①」と合わせてぜひご覧ください!

 

←第6回「高齢犬との暮らし方①」

→第8回 「愛犬を守るための夏場の注意事項」

 

 

山梨セラピードッグクラブ

山梨県甲斐市岩森1159-9
TEL:0551-28-7871
https://yamanashitdc.info
click→山梨セラピードッグクラブマップ

保育園や老人介護施設などを訪問するセラピー犬によるセラピー活動を精力的に行っている。セラピー活動以外にもしつけ教室、しつけの個人レッスンなども受付中。詳細はクラブまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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