【緊急時の対応】災害時の犬の避難はキャリーやケージを活用!

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2019年12月号掲載「初心者のための犬の講座 ハジメの一歩 第18回」

 

 

「これから犬を飼いたいけど、犬の飼い方がわからない」「犬を迎えたばかりで、犬のことがよくわからない」。そんな犬の初心者に向けて、車いすの犬訓練士として活躍中の中村幹先生がアドバイス! 犬の飼い方、犬の種類、犬しつけ方法、犬との散歩の仕方などなど、犬の初心者の方が知りたいこと、悩んでいることをズバリ解説。ココを読めば、犬のことを理解でき、犬との生活がもっと楽しくなること間違いなしです♪

 

 

地震や台風や大雨、いつ起こるかわかならい災害の数々。災害時、大切な家族であるペットと一緒にどういう風に避難をすればいいのか? 避難所でペットと一緒にどういう風に過ごせばいいのか? 今回は災害時の犬との避難に対する疑問にお答えします。普段の犬との生活からキャリーやケージを活用することがポイントです!

 


連載執筆は、山梨県甲斐市の「山梨セラピードッグクラブ」代表の中村幹さんが担当しています。◆中村幹(なかむらかん)/警察犬訓練所の次男として生まれ、公認訓練士として家業の仕事に従事。ジャパン・ケンネル・クラブ、日本シェパード犬登録協会、日本警察犬協会の3団体の公認訓練士資格を取り1982年に日本警察犬協会の1等訓練士に。展覧会では日本チャンピオン審査会において、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー種において25頭、日本チャンピオンを獲得。車いすの生活になってからも精力的に犬の訓練を継続。2004年山梨セラピードッグクラブを発足。優秀なセラピードッグを育成し、愛犬家と共に活動しながら、社会貢献を行っている。1951年生まれ。

 

 

【緊急時の対応】災害時の犬の避難はキャリーやケージを活用するべし!

 

 

 

災害時に備えクレートトレーニングは大切です

 

 

2019年は、大雨、地震や台風、各地で大きな被害がありました。災害時に犬と共に避難しなければならない場合、キャリーやケージに入れて避難しなければなりません。

 

そこで、キャリーやケージに入れて移動するためのクレートトレーニングが必要になります。クレートとは、外に連れ歩くためのキャリーのことです。クレートトレーニングとは、日頃からキャリーに素早く入れるように訓練することを言います。

 

災害時、避難所暮らしに備えて、キャリーやケージに日頃から慣れさせておくと、いざという時に慌てなくてすみます。

 

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避難所ですぐに落ち着いて、静かにしていることは難しいと思いますので、なるべく日頃から最も安心できる場所として慣れさせておくことが大切です。

 

避難場所で不安になり、鳴いたり、吠えたりすると避難所の人たちの迷惑にもなります。

 

移動時だけでなく、普段の生活においてもキャリーやケージを寝床として活用することによって、安心できる場所になります。

 

 

バディ編集部コメント

 

いざという時のために、普段の生活からキャリーやケージを活用することが大切なんですね。災害時に大切な家族の一員であるペットを守るために、備えておきましょう♪

 

セラピー活動・犬のしつけ・訓練について詳細を知りたい方は、下記の「山梨セラピードッグクラブ」までお気軽にお問い合わせください。

 

次回は「犬との訓練 脚側行進編」をお送りします。前回の「犬との遊び方」と合わせてぜひご覧ください!

 

 

←第17回「犬との遊び方」

→第19回 「犬との訓練 脚側行進編」

 

 

山梨セラピードッグクラブ

山梨県甲斐市岩森1159-9
TEL:0551-28-7871
https://www.yamanashitdc.info/
click→山梨セラピードッグクラブマップ

保育園や老人介護施設などを訪問するセラピー犬によるセラピー活動を精力的に行っている。セラピー活動以外にもしつけ教室、しつけの個人レッスンなども受付中。詳細はクラブまでお気軽にお問い合わせください。

 

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