【使役犬グループについての解説③】使役犬はロックオンさせないこと！ | 山梨のペット情報　ペット同伴OK 愛犬同伴OK　ペット雑誌バディの情報サイト「ペット雑誌バディデジタル」

山梨県発のペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY」　2020年4月号連載コラム「超大型犬マスターに聞く!!　第9回」

超大型犬の行動やしつけのことで、悩んでいませんか？　そのお悩みを解決するコラムが「超大型犬マスターに聞く!!」です。長年、超大型犬と暮らしてきたからこそわかる超大型犬の行動やしつけ方法をドッグカフェのマスターが教えてくれます。ブリーダーとしての経験も豊富なマスターのアドバイスを聞けば、気持ちがスッーと楽になり、超大型犬に関する悩みが解決できること確実です！

超大型犬に関する悩みは、超大型犬マスターに聞け!!　ペット雑誌バディの記者が超大型犬の達人に突撃取材を敢行。今回は使役犬グループの解説の3回目！　使役犬グループの犬はロックオンさせないで、回避させることが必要だというお話です。

コラム執筆は、グレートデンが看板犬の山中湖にあるドッグカフェ「Dogs Garden WILDPARK」のマスターが担当しています。

◆マスター／東京から山中湖に移住。現在は多くの犬達との田舎暮らしを満喫している。年1回のペースでグレートデンオフ会を主催、超大型犬の講習も随時開催中です。

【使役犬グループの犬についての解説③】使役犬グループの犬はロックオンさせないこと！

マスターの経営するドッグカフェ「Dogs Garden WILDPARK」のドッグランが完成しました！

記者

前回の続きで、使役犬グループの犬は回避が必要だということですが。

マスター

例えばのお話をします。散歩をしているときに、向こう側から、吠えかかってくる犬を連れた方とすれ違う光景を思い浮かべてください。その際にたいていの使役犬は相手の犬に集中し、応戦、臨戦態勢に入ってしまうのです。これを「ロックオン」状態と言い、犬がロックオンしている場合は、飼い主の声が届かないのです。

記者

なるほど。相手に集中している状態がロックオンということですね？

マスター

そうです。そもそも使役犬というのは、ロックオンできる程の集中力を持ち合わせていることが優秀とされている犬種なのです。現代の日常生活においては、ロックオンする必要性がなく、犬が平穏な状態を日常から常に保つことが大切なのです。まずは犬をロックオン状態にさせないことが重要です。そして日頃から、おだやかに育てあげることを心がけてください。そのために必要なことが回避です。なので散歩中だけでなく日頃から興奮させないように飼うことが愛犬の性格を作り上げるうえでとても大切なのです。次回は、使役犬グループの飼育の上での注意点をお話したいと思います。

Dogs Garden WILDPARK
山梨県南都留郡山中湖村山中1359　※花の都公園裏通り沿い
営業：11時～17時
定休日：火・水曜日
TEL：080-5895-0089
https://dogs-wildpark.com/
click→Dogs Garden WILDPARKマップ

秘密基地的ドッグカフェが2019年8月に誕生！　山中湖畔にあったドッグカフェ「WILD WAN」が店名を「Dogs Garden WILDPARK」変えて移転オープン。マスターがDIYで完成させたトレーラーハウスのドッグカフェである同店は、ハウス内＆テラス席で、おいしい料理とドリンク、アルコールなどが楽しめます。さらに、バーベキューを楽しめる貸切ドッグランも併設。ワンちゃん連れはもちろん、DIY好きの方、田舎暮らしに興味のある方、大歓迎のドッグカフェです！