【喋りが達者な九官鳥】電話の音を聞き分けて喋る九官鳥のお話

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2020年8月号掲載「どうぶつって、そうだったんだ!? vol.4」

 

 

えっ、どうぶつって、実はそうだったんだ!? 犬や猫はもちろん、ロバ、ウマ、アヒル、鳥など、いろいろな種類の動物と接してきた経験を持つ、長野県佐久市にあるペットホテルのオーナー柏木さん。ココでは彼女だからこそ語れる、動物のおもしろエピソードを紹介します! これを読めば、動物の意外な生態を知ることができて、動物のことが好きになること間違いなしです。動物好きなら必読のコーナーとなっとります♪

 

 

「ご苦労様」と、宅急便の人に挨拶する九官鳥!? 今回の「どうぶつって、そうだったんだ!?」は、柏木さんが昔飼っていたお喋りが達者な九官鳥のお話です。

 

 

 


コラム執筆担当は、長野県佐久市「ペットのホテル メゾン・ド・アミ」のオーナーを務める柏木ほつみさんが担当しています。◆柏木(かしわぎ)ほつみ/犬、猫、ロバ、ウマ、アヒル、鳥など多くの動物たちに囲まれながら暮らしている、大の動物好き! 動物に対する豊富な知識で、お客さんの悩みを日々解決している。

 

 

 

【電話の音を聞き分けて喋る】お喋りが達者すぎる九官鳥のお話

 

 

 

 

 

 

今回は、私が最後に飼った九官鳥のお話です。今までに九官鳥は何度か飼ったことがあるんですけど、5年ぐらい前にウチに来たオスの雛、福ちゃんがすごかったんです。

 

 

事務所で餌付けして育てた福ちゃんは、とにかくよく喋る子でした。九官鳥は、メスよりオスの方がよく喋ると言われているんですけど、それにしても福ちゃんは本当に喋りが達者でした。

 

 

宅急便や郵便局の人の車がウチに停まると、私にそっくりの声で「ご苦労様」って、福ちゃんが喋るんです。

 

 

配達の人は、私が「ご苦労様」って言ったって思ってるから、玄関でずっと待ってるんです。私がすぐに外に出てくるだろう思って。でも、私じゃなくて、挨拶してるのは福ちゃんなんです(笑)。

 

 

あとすごかったのは、電話ですね。

 

 

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昔、ウチにはベルの音が違う電話回線が2回線あったんです。ひとつは主人の仕事関係の回線、もうひとつは私の方の回線で、福ちゃんはこの2つの音を聞き分けていたんです。

 

 

主人の方の電話のベルが鳴ると、事務的な声で「もしもし」って喋るんですけど、私の方の電話のベルが鳴ると、明るい声色で「もしもし」って喋るんです。

 

 

ベルの音を聞き分けたうえで、私と主人のそれぞれの「もしもし」の声をちゃんと真似していたんです。

 

 

才能のある九官鳥だなぁ~って思いましたね。

 

 

九官鳥はもう一回飼ってみたい動物のひとつ。本当に魅力のある鳥だと思いますよ。

 

 

バディ編集部コメント

 

電話のベルの音まで聞き分けるとは、九官鳥ってホント頭がいいんですね~、ビックリしました! 喋るペットがいる生活、動物と会話できる生活って、おもしろそうですね~♪ 

 

さて、次回からは特別編ということで、「保護犬ってそうだったんだ!?」をシリーズでお送りします。長年保護犬活動に携わってきた、柏木さんにいろいろと語ってもらいます! 前回の「ねこってそうだったんだ!? 猫の室内飼いのポイント」と合わせて、ぜひご覧ください。

 

←特別編7「猫の室内飼いのポイントについて! 猫の飼い方④」

→特別編8「保護犬ってそうだったんだ!? 保護活動のきっかけになった犬との出会い」

 

 

 

ペットのホテル メゾン・ド・アミ
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長年の経験と実績のある動物に関するプロが責任を持ってお預かりする動物専用ホテルです。ストレスのことを考えたケージに入れないお預かり。明るい天窓、犬目線の低い窓、木の温もりが心地いい特別もあります。2019年には全個室型の猫ちゃん専用ホテルの新館がオープン! 小動物専用のペットホテルもあり。

 

 

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