【犬よりも可愛い!?】ケガをしたタヌキの赤ちゃんを保護したときの話

 


山梨県発ペットのフリーペーパー「ペット雑誌BUDDY(バディ)」 2017年11月号掲載「どうぶつって、そうだったんだ!? vol.3」

 

 

えっ、どうぶつって、実はそうだったんだ!? 犬や猫はもちろん、ロバ、ウマ、アヒル、鳥など、いろいろな種類の動物と接してきた経験を持つ、長野県佐久市にあるペットホテルのオーナー柏木さん。ココでは彼女だからこそ語れる、動物のおもしろエピソードを紹介します! これを読めば、動物の意外な生態を知ることができて、動物のことが好きになること間違いなしです。動物好きなら必読のコーナーとなっとります♪

 

 

タヌキはキレイ好きで、抱っこもできて、犬よりも可愛い!? 今回の「どうぶつって、そうだったんだ!?」は、柏木さんが怪我したタヌキの赤ちゃんを保護してお世話したときのお話です。

 

 

 


コラム執筆担当は、長野県佐久市「ペットのホテル メゾン・ド・アミ」のオーナーを務める柏木ほつみさんが担当しています。◆柏木(かしわぎ)ほつみ/犬、猫、ロバ、ウマ、アヒル、鳥など多くの動物たちに囲まれながら暮らしている、大の動物好き! 動物に対する豊富な知識で、お客さんの悩みを日々解決している。

 

 

 

【犬よりも可愛い!?】ケガをしたタヌキの赤ちゃんを保護したときの話

 

 

 

 

 

 

昔、近所のおじさんが全身まっ黒の怪我した動物の赤ちゃんを私の所に連れてきたことがありました。

 

 

生後一ヶ月の子犬ぐらいの大きさで、耳が小さくて、鋭い牙と爪をもっている子で、何の動物の赤ちゃんだろう?って。

 

 

もしかして、熊の赤ちゃんと思ったんですけど、どうもタヌキの赤ちゃんということがわかりました。

 

 

怪我が治るまで保護しようと、タヌキについていろいろと調べたんです。そうすると、タヌキがイヌ科で雑食の動物であることがわかりました。

 

 

で、子犬用のドッグフードにミルクをかけてあげてみたんです。そしたら、バクバク食べてくれて。これで大丈夫だろうと思って、外に小屋を建てて、怪我が治るまでと思い世話を始めました。

 

 

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家の木に登って遊んだり、タライに水を張っておいたら、水遊びもしてましたね。トイレは決まった場所でするし、タヌキってすごくキレイ好きなんだなって思いました。

 

 

その頃、外で飼っていた柴犬とはすごく仲良しで、いつも一緒に寝てましたね。

 

 

しばらくして元気になったので、山に返しましたけど、私に抱っこされるのが大好きで可愛かったですね。

 

 

私以外の人が抱っこしようとすると、噛もうとするんですけど、なぜか私だけは大丈夫でした。すごくなついてくれて、犬よりも可愛いと思いましたね(笑)。

 

 

最後に野生動物について二点お伝えしますね。

 

 

野生動物は病気を持っている場合も多いので、うかつに手を出してはいけません。あと、野生動物を保護する場合には行政の許可がいりますので、ご注意ください。

 

 

バディ編集部コメント

 

トイレも覚えて、水浴びもする…。タヌキって、キレイ好きなんですね~♪ そんなことより、野生動物を抱っこできるとは、柏木さん、やっぱりスゴいですね~♪ 

 

さて、次回からは特別編ということで、「しばってそうだったんだ!?」をシリーズでお送りします。悩んでいる方も多い柴犬のことについて、柏木さんに教えてもらいます! 前回の「メタボスカンクのオナラは臭い?」と合わせて、ぜひご覧ください。

 

←動物ステーション2「メタボスカンクのオナラは臭い?」

→特別編1「しばってそうだったんだ!? ~人間の先を歩くのは猟犬としての本能~」

 

 

 

ペットのホテル メゾン・ド・アミ
長野県佐久市伴野1820-6
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営業:年中無休 ※完全予約制
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長年の経験と実績のある動物に関するプロが責任を持ってお預かりする動物専用ホテルです。ストレスのことを考えたケージに入れないお預かり。明るい天窓、犬目線の低い窓、木の温もりが心地いい特別もあります。2019年には全個室型の猫ちゃん専用ホテルの新館がオープン! 小動物専用のペットホテルもあり。

 

 

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