「うおバカ日誌(仮)」とは、2016年9月1日発行「BUDDY」より始まった、魚の道を極めるコーナー!
基本的にポンコツな師匠とポンコツな弟子がお互いをバカにしながら、楽しくお送りするコーナーとなっております。
師匠:トロピカル中澤
中学1年でピラニアを飼い始めてから、魚とともに人生を歩む。「飼うのも好きだけど、捕まえたかった」と、20代で単身ブラジルに渡り半年を過ごす。熱帯魚ハンターとして有名なグランデ小川氏に弟子入りし、トロピカルの名をいただく。現在、師匠はインペリアルゼブラプレコを自宅で飼育。「好きな魚は売れる魚!」と言いきるゲス野郎でもあります!? 趣味は食品の裏に書いてある表示を鑑賞すること。毎週日曜は、ペットフィールド敷島店(甲斐市中下条949-2 TEL:055-277-5965)に出勤中。日曜は師匠をイジリ倒す日。師匠のブログはコチラをクリックインぺな時間
弟子:ピンガ三谷(写真左)
山梨県発ペットのフリーペーパー「バディ」の編集長。魚に関してはまったくのド素人。小学校のとき、デパートの屋上の熱帯魚を見て感動、プラティなどを衝動的に飼い始めたが、飼い方が何もわからず全滅させてしまった苦い経験あり。最近、水槽にもう一度チャレンジしたい気分が高まって…。「水槽を置いてスタジオをかっこ良くしたい! 魚をやっている男ってモテそう!」とのゲスい想いで師匠に弟子入り。ちなみにピンガとはブラジルのお酒の名前。師匠が3秒で考えて付けてくれた、テキトーすぎる名前で頑張ろうと思いますっ! 弟子のブログはコチラをクリック編集長ブログ
熱帯魚講座! 魚のプロがブラジル時代について語る!!
師匠と弟子、おバカコンビがお送りする「うおバカ日誌(仮)」。
第3回目は、魚が好きすぎて師匠が目指した地、ブラジルについて語ってもらいます!
今回は、師匠のブラジル時代の話を聞きたいんですけど….。
1977年7月7日、俺は生まれた…。ラッキー7、俺は生まれながらにして、幸運を背負っていたわけだ。昔は神童と呼ばれ、小さい頃のあだ名は、博士君だった…。
スーピー、スーピー、スーピー。ヌガガガ…、ヌガガガ…。ZZZZZZZ…。
お、お前、3秒で寝たな。オイ、起きろ、このバカチンがっ!
師匠、小さい頃の話はいいですから。神童とか、絶対ウソでしょ! ブラジルの話を教えてくださいよ!
1999年地球が滅亡する。ノストラダムスの大予言ってあっただろ? 俺は恐怖の大王から逃れるためにブラジルに渡ったんだ。22歳のときだ。
ちょっと何言ってるかわかんないですけど。前回はサッカー留学って言ってたじゃないですか?
そう、ボールは友たち怖くない。どもっ、ロベルト本郷ですって、オイッ! いいか、俺は魚を飼うだけじゃ満足できなくなって、自分の手で魚を捕まえたくてブラジルに行ったんだよ。
そうそう、そうでしたね。で、どうやって行ったんですか?
その当時あった、ブラジル自然学校っていう半年間のツアーだ。200万円貯めてそれに申し込んでブラジル北部、アマゾンの入り口のマナウスという場所に行ったんだよ。アナコンダっていう映画の舞台になった場所だ。そこで、俺にとって運命の出会いがあった…。
そうそう、ロベルトに出会ってサッカーの基礎を叩き込まれた…って、オイッ! この拳をお前に叩き込んでやろうか?
サスガ、師匠! ノリツッコミが冴えてますね~。ってか、若い人は、ロベルト本郷って言ってもわかんないっすよね。で、誰に会ったんですか?
そのツアーを主催していたグランデ小川さんだ。この方はホントにスゴい人だぞ。刺激を求めて南米アマゾンに移住した人で、魚の業界では超有名人。熱帯魚ハンターと呼ばれ、俺の名付け親であり師匠だ。小川さんに習い、毎日魚を捕ってたな~。今までお店で買っていた魚が、網ですくえば捕れるんだから、そりゃ感動だよ。養殖した魚じゃなく、野性の魚だから。本物のブラックテトラを見たときは、驚いたね。テトラといえば、養殖もののかわいいサイズのテトラしか見たことがなかったから、大きくて、ビックリしたぜ。
グランデ小川氏(写真右)と師匠
ブラジル時代の師匠
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魚をすくうためにブラジルへ。その熱量、初めて、師匠のことをちょっとカッコイイと思いました。
やっと俺のことを認めたか? 俺の魚好きは、本物だからな。
言葉はどうしたんですか? 師匠みたいなポンコツは、ポルトガル語なんてしゃべれないでしょ?
もちろん、しゃべれるわけねーだろ! 俺が唯一覚えたポルトガル語は、「この魚はどこで釣れた?」。その言葉だけで、半年間のりきってやったぜ。
一言で半年って、順応能力スゴいっすね。ところで、魚は捕るだけじゃなく食べたんですか?
ブラジル時代は釣った魚をその場で料理
もちろん食べたよ。プレコ系のなまずのスープとか食ったなぁ。一番美味かったのは、パクーという魚。焼いたのを食べたんだけど、でかいホッケみたいな感じで、白身でムチャクチャ美味かった!
とにかく陽気でノリがいい! 俺の周りにいたブラジル人は、みんないい人ばっかりだったな。言葉は通じないけど、なぜか仲良くなれた。現地の日系の旅行会社の人とメシを食ったときに言われたんだけど、俺がいた場所はけっこう危険な場所だったらしい。ホテルに泊まれなくて、ナイフを握りしめながら、市場で野宿したりもしてたんだけど、襲われることはなかったね。実は、ツアーの後、友だち3人と釣りをしに再びブラジルに1週間ぐらい行ったんだけど、その時も危険な目に遭わなかったから、運がよかったんだろうな。
師匠、普通じゃないですか! なんか、強盗を撃退したとか、リオのカーニバルで女装して踊ったとか、おもしろい話ないんですか?
あっ、そういえば、ブラジルにいるときに、所さんのダーツの旅のロケが来たことがあったなぁ。その撮影の手伝いをしたりして、おもしろかったよ。そのときに、ロケのスタッフが持っていたのが、プリングルス。日本のお菓子に飢えていた俺は、スタッフに内緒で食べて食べて食べまくった! 美味かったなぁ~。
おい、ドロボー野郎! 勝手に食べちゃダメでしょ。なんか、もっと、インパクトのあるエピソードないんですか?
そうそう、俺が行っていたマナウスに、おもしろい場所があったな。アマゾン川で有名な観光スポットだ。ペルーから流れてきている本流のソリモンエス川と支流のネグロ川が合流している地点。ここは、2つの川の水の比重と温度が違うから交じり合わない。だから、川の色が違うんだよ。ホントに不思議な光景だった。そこで、俺も合流しようと思って、船を止めてもらい、立ちシ〇ンをして、おし〇こを合流させたんだ。今となっては……それもいい思い出です………。
感傷に浸ってる場合ですか、このバカチンがっ! 師匠、ニッポンの恥ですね。今すぐブラジル国民に対して謝ってくださいっ。(続く)
ネグロ川とソリモンエス川の合流地点
トロピカル名言⑤
「今までお店で買っていた魚が、網ですくえば捕れるんだから、そりゃ感動だよ」
トロピカル名言⑥
「俺も合流しようと思って、立ちシ〇ン」
次回は、ブラジル編パート2、ピラニアに噛まれない方法についてです。
お楽しみに♪
←第2回「師匠、魚を飼い始めたきっかけを語る」
→第4回「師匠、ピラニアに噛まれない方法を語る」
ペットフィールド敷島店
山梨県甲斐市中下条949-2
営業:10時~20時 定休日:年中無休
TEL:055-277-5965
販売:登録1131162号 保管:登録11311163号
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